経営陣のご紹介

レスメドの経営陣は、高い倫理観と職業規範に従って行動しており、それがお客様、供給業者、世界各地のレスメドチームとの優れたパートナーシップにつながっています。友好的で機敏かつ精力的なレスメドの経営陣は、いかなるときも適切なソリューションで正しい答えを導き出すことに専心しています。


 

Michael “Mick” Farrell

最高経営責任者 (CEO)

現在のレスメドCEOであるMichael “Mick” Farrellは、2013年3月に取締役に就任しました。2000年にレスメドに入社し、2007~2011年に睡眠時無呼吸グローバル事業部のシニアバイスプレジデント、2011~2013年にアメリカ州社長を務め、その他にもマーケティング部門や事業開発部門の上級職を歴任してきました。

レスメドに入社する前には、Arthur D. Little、Sanofi Genzyme、DowDuPont、BHPなどの企業で、経営コンサルティング、バイオテクノロジー、化学・金属製品製造に関する職務を経験しました。

Mickは、レスメドのほかに、先進医療技術工業会(AdvaMed)と、筋骨格系の埋め込み型医療機器を世界的に展開している数十億ドル規模の上場企業、Zimmer Biomet(NYSE:ZBH)の取締役を務めています。また、Zimmer Biometの指名・ガバナンス委員会と報酬・管理開発委員会のメンバーでもあります。加えて、UC San Diego Foundation、Rady Children’s Hospital、Father Joe’s Villages’ project for the homeless(いずれもカリフォルニア州サンディエゴ)という3つの非営利団体の理事をボランティアで務めています。

ニューサウスウェールズ大学工学部を首席で卒業。その後マサチューセッツ工科大学で化学工学を専攻し、理学修士号を取得。さらに、MITスローン経営大学院でMBAを取得しています。


Rob Douglas

社長兼最高執行責任者 (COO)

Robert Douglasは、2011年9月に最高執行責任者(COO)に就任し、2013年3月から社長を兼務しています。CEOのMick Farrellとともに、レスメドと子会社のすべての事業運営に対する責任者の地位にあります。

2008~2011年にレスメドのアジア太平洋地域およびグローバル供給事業のCOOとして、同地域の商的流通、販売、グローバル製造を担当。2005~2008年にシドニー支社のCOOとして製造と研究開発を担当し、2003~2005年に事業担当バイスプレジデントとして製造を担当しました。それ以前は、2002~2003年に心肺事業担当バイスプレジデント、2001年の入社時に企業マーケティング担当バイスプレジデントを務めています。

Robは、筋骨格系ソリューションのリーディングカンパニーである、Globus Medical, Inc.(NYSE:GMED)の取締役会に参加しており、さらに監査委員会のメンバーでもあります。加えて、サンディエゴ地域経済開発公社(San Diego Regional Economic Development Corporation)の取締役会で共同副議長を務め、非営利のテクノロジーインキュベーター、EvoNexusの取締役会で副議長に就任しています。

マッコーリー大学でMBAを取得し、シドニーのニューサウスウェールズ大学では電気工学の工学士を首席で卒業しているほか、コンピューターサイエンスの分野で理学士も取得しています。


David Pendarvis

最高総務責任者(CAO)兼グローバル法務知財顧問

David Pendarvisは、2011年5月、レスメドの最高総務責任者兼グローバル法務知財顧問に就任しました。これと並行して、2017年3~8月に欧州、中東、アフリカ、および日本地域の臨時社長を兼任。2002年9月、グローバル法務知財顧問としてレスメドに入社し、2003年2月からコーポレートセクレタリーを担当した後、2005~2011年に組織開発担当シニアバイスプレジデントを務めました。

レスメドに入社する前の2000~2002年は、Gray Cary Ware & Freidenrich LLP法律事務所のパートナー弁護士として、知的財産と一般ビジネス訴訟の案件を専門に取り扱いました。1986~2000年はGibson, Dunn & Crutcher LLPのパートナーとして活動し、1984~1986年には、カリフォルニア南部地区の米国地方裁判所判事であるJ. Lawrence Irving氏の判事助手を務めました。

Davidは、2017年12月にWD-40 Company(NASDAQ:WDFC)の取締役に選出されました。また、2013年よりSan Diego Regional Chamber of Commerceの役員、2010年よりCorporate Directors Forumの役員も務めています。2009~2016年にわたって、Sequenom, Inc.の取締役を務めました。

ライス大学で文学士号を取得し、テキサス大学法科大学院で法務博士号を優秀な成績で取得しました。また、サンディエゴ大学においてエグゼクティブリーダーシップの分野で理学修士号を取得し、ライス大学で政治・経営学の学士号も取得しています。


Brett Sandercock

最高財務責任者(CFO)

Brett Sandercockは、2006年1月からレスメドのCFOを務めています。2004年11月~2005年12月に資金・財務担当バイスプレジデントを務め、1998~2004年にはグループ全体の会計管理を担当しました。

レスメドに入社する前の1996~1998年には、フランスの多国籍企業Saint-Gobainの事業部であるNorton Abrasivesで、財務会計および財務報告の担当マネージャーを務めました。1994~1996年に大規模な民間病院運営企業であるHealth Care of Australiaで財務会計を担当し、1989~1994年にPricewaterhouse Coopersのシドニー事業所で、流通・製造、金融サービス、テクノロジーなどの業界のクライアント監査業務を手がけました。

2019年6月から2021年8月まで、彼は様々な治療分野で骨の再生に使用する製品を商品化するオーストラリアとシンガポールを拠点とする医療技術企業であるOsteopore Limited(ASX:OSX)の非常勤取締役を務めています。

シドニーのマッコーリー大学で経済学士号を取得しており、公認会計士でもあります。


Lucile Blaise

睡眠・呼吸ケア事業部、社長

Lucile BlaiseはResMedの睡眠・呼吸ケア事業部の社長に2022年7月から任命されました。中核事業を指揮する責任者として、クラウド接続可能なデバイス、マスクおよびその他の付属品を、睡眠時無呼吸症候群、COPD、喘息、その他の慢性疾患を有する何百万もの患者に提供します。

Lucileは医療技術産業に精通したリーダーであり、25年以上の経験があります。彼女は2015年からResMed西欧支部の睡眠・呼吸ケア事業部の副社長であり、地域の成長戦略を指揮するだけでなく、公的支払人の市場アクセス、フランスおよびベルギーにおける遠隔モニタリングへの補償、フランスにおける遠隔医療の確立に貢献しました。それ以前は、2006年からResMedの睡眠・呼吸ケア事業部で営業に関する様々な役割を担い、2012年から2015年にかけてフランスおよび北米の事業部で副社長を務めました。

Lucileは、フランスで最も高名な医療技術協会であるSnitemの会長でもあり、2016年から同協会の委員に就任しています。また、MedTech Europeの委員でもあります。

彼女はフランスのタランスにあるKEDGEビジネススクールで経営学学位を、イングランドのシェフィールド大学で国際ビジネスの文学士号を取得しています。フランス語、英語、スペイン語の3ヵ国語を話します。


Bobby Ghoshal

SaaS事業本部長

Bobby Ghoshalは、2021年8月にResMed社のSaaS(サービスとしてのソフトウェア)事業本部長に就任しました。過去には、レスメド傘下のクラウドベースSaaSプロバイダー企業、Brightreeで最高執行責任者(COO)を務めた経歴を持ちます。Brightreeは、病院外でのケアに適したサービスを提供し、在宅治療の顧客に対する治療とビジネスの成果を向上させる事業に取り組んでいます。それ以前の実績として、米国、カナダ、中南米の営業チームを支援する情報技術部署を率いて、全社的にデジタルプラットフォームとデータ分析の採用を推進したことがあります。

これまで25年以上にわたり、彼はFreescale Semiconductor、Motorola、Compuware、Wipro Infotechをはじめとする数々の企業に所属し、金融、半導体、医療など、複数の産業で豊富な技術的経験を積んできました。また、情報技術、半導体によるイノベーション、デジタルおよび事業戦略、情報セキュリティ、高度分析、オペレーション、顧客ケアの分野で、高度なパフォーマンスを誇るチームづくりに貢献し、それらを主導してきました。

アリゾナ州立大学でMBAを取得し、インド、カルカッタの国立工科大学(National Institute of Technology:NIT)で電子工学および電気通信分野の学士号を取得しています。


Katrin Pucknat

ドイツResMed Healthcareの最高経営責任者(CEO)

Katrin Pucknatは、2018年11月にレスメドドイツの社長に任命され、ResMed Germany Inc.を率いることになりました。その傘下には、ResMed Healthcare(ResMed GmbH & Co. KGおよびResMed Medizintechnik GmbH)と専門家向け小売業のResMed Deutschland GmbHが含まれます。彼女は、2016年7月にResMed Healthcare GermanyのCEOに就任し、2017年にResMedグローバルマネジメントチームのメンバーに加わりました。Katrinは、2010年からレスメドのヨーロッパ支部でさまざまなリーダー職を歴任してきました。

それ以前には、EMEA/APAC地域ビジネス変革担当のバイスプレジデントとして、患者サービス、支社運営、直販に加え、換気の新しいコンセプト開発を担当しました。また、ヨーロッパ地域マーケティング・睡眠・診断部門の管理者として、ヨーロッパにおける睡眠関連呼吸障害事業の責任者も務めました。

レスメドに入社する前は、米国と欧州でマーケティング担当管理職のポジションに就いていました。彼女は医療機器業界で20年以上にわたり、マーケティング、コミュニケーション、事業革新、事業開発に取り組んできた経歴の持ち主です。ビジネスおよびマーケティング分野の学士号を保有しています。


Justin Leong

アジアおよびラテンアメリカ地域社長

Justin Leong氏は、2020年 6月にResMed社のアジアおよびラテンアメリカ市場社長に就任しました。これは2018年 9月から務めてきたResMed社のアジア成長市場社長および2016年 5月から務めてきた同地域担当上級副社長の役割を拡大したものです。彼はまた、様々なResMed子会社の取締役でもあります。2013年にグローバル戦略の担当副社長としてResMed社に入社し、2015年以降は大中華圏の本部長の役割も兼任してきました。

レスメドに入社する前の2006~2012年には、ロンドンに拠点を置く投資会社HgCapitalの取締役として買収およびポートフォリオ管理を担当し、また欧州のヘルスケア企業数社の取締役も務めました。1999~2004年には、シドニー、ボストン、ニューヨークに展開するBain & Co.で成長戦略、経営改善プロジェクト、合併買収について顧客に助言する管理コンサルタントの職に就いていました。

シドニーのニューサウスウェールズ大学で商学士号および法学士号を取得し、ハーバードビジネススクールでMBAを取得しています。


Vered Keisar

最高人事責任者(CHO)

Vered Keisar

Vered Keisarは、2021年3月にResMedの最高人事責任者に任命され、会社のグローバル文化と人事戦略の推進を担当。ResMedのアジアおよびラテンアメリカ地域の副社長兼法務顧問の経験あり。

ヘルスケアや製薬から防衛や保険に至るまで、25年以上の幅広い業界経験を持つ。2012年にResMedに入社する以前は、英国、オーストラリア、日本、イスラエルの大手法律事務所で従事。

イングランドとウェールズ、オーストラリア、イスラエルで法務を行う資格を持つ。シドニー経営大学院でMBAを取得し、ロンドンのキングスカレッジでヨーロッパ競争法の法学士号を取得し、イスラエルの経営学部で法学士号を取得。

2016年から2020年まで、85か国に45,000人を超えるメンバーを擁する、社内弁護士を専門とする世界最大の組織である企業顧問協会のオーストラリアダイバーシティ&インクルージョン委員会の委員長に選出。 2012年以来、Veredはオーストラリア国立乳がん財団の大使兼講演者を務める。


Carlos M. Nunez医学博士

最高医療責任者(CMO)

Carlos M. Nunez医学博士は、2017年1月にレスメドの最高医療責任者に就任しました。レスメドに入社する前は、Becton, Dickinson and Companyでメディカルアフェアーズ担当シニアバイスプレジデントを務め、最大の部署である科学・医療・技術事業部を主導しました。それ以前には、CareFusionで最高医療責任者を務め、企業全体の医療状況を監督するグローバルチームを結成し、指揮にあたりました。

2000~2011年には、業界をリードする医療インフォマティクス企業、Picis, Inc.の医療主任を務めました。現在、同社はUnitedHealth GroupのOptum部門に統合されています。Carlosは、Picis/Optumの医療分野でリーダーシップを発揮するとともに、世界市場での企業戦略、マーケティング、製品開発、販売、導入、顧客との関係について、医療の観点から指導してきました。

医用技術産業に従事する前は、麻酔専門医、集中治療医、病院総合診察医として活動するかたわら、Carolinas Medical Center NorthEastで救命救急リサーチ、インフォマティクス、解析学の指導者を務め、デューク大学との教育提携を管理しました。

マイアミ大学医学部で医学博士の学位を取得し、卒業後に麻酔学、救命救急医療、臨床研究の教育も受けています。


Andrew Price

グローバルオペレーション事業本部長

Andrew Priceは、2017年7月にレスメドのグローバルオペレーション事業本部長に就任しました。1999年にレスメドに入社し、近年はイノベーション&オペレーション事業部の本部長を務めていました。これまでにグローバル製造流通担当シニアバイスプレジデント、アジア太平洋地区のマーケティング担当バイスプレジデント、睡眠呼吸障害事業部の製品開発およびマーケティング担当バイスプレジデントといった、レスメドのさまざまな上級幹部職を歴任。設計技師として、数多くの特許を世界中で取得しています。

レスメドに入社する前は、消費者向け家電メーカーのSunbeam、ゲーミングソリューションの世界的リーディング企業であるAristocrat Leisure Industriesで製品開発に従事しました。

シンガポールのINSEAD国際ビジネススクールで高度管理プログラム(AMP)を修了し、シドニー工科大学で工業デザインの学士号を優れた成績で取得しました。また、リーンシックスシグマのグリーンベルトを取得しています。


Hemanth Reddy

最高戦略責任者(CSO)

Hemanth Reddyは2013年9月に、レスメドのグローバル企業戦略および業務開発に責任を負う、最高戦略責任者に任命されました。

レスメドに入社する前は、消費財、ハイテク、バイオテクノロジーなどの産業における企業戦略、ビジネスユニット戦略、ポートフォリオ戦略、無機的成長戦略など、さまざまな問題に関する戦略コンサルタントとして14年間活動しました。最近では、Deloitte Consulting傘下の戦略コンサルティングファームであるMonitor Deloitteのプリンシパルを務め、サンフランシスコオフィスを共同運営しました。Deloitte以前は、Monitor Groupのパートナーとして北米における企業金融活動を共同で主宰し、Monitor Groupの合併・買収に関するアドバイザリー業務のリーダーシップの一翼を担いました。Monitor Group以前は、ニューヨークのDonaldson, Lufkin & Jenrette(DLJ)に勤務する投資銀行員であり、債券または株式発行の構成と実行や未公開株の取引に関するアドバイザーを担当しました。

ノースウェスタン大学のケロッグ経営大学院で金融、戦略、マーケティング分野のMBAを取得し、コーネル工科大学でコンピューターサイエンスの学士号を取得しています。


Urvashi Tyagi

最高技術責任者(CMO)

Urvashi Tyagiは、2022年2月に最高技術責任者に就任し、同社のデジタルヘルステクノロジーチームを率いて、世界をリードするクラウドベースのデジタルヘルス・プラットフォームを推進するとともに、人工知能や機械学習などの先端技術への投資を担当します。

Urvashiは、ソフトウェア開発・提供、製品戦略、財務、事業開発、経営幹部の分野で25年以上の経験があります。レスメドに入社する前は、ADPの最高技術責任者兼シニア・ヴァイス・プレジデントを務め、技術構想と戦略、製品の近代化、企業技術の責任者を務めました。また、アメリカン・エキスプレスのコマーシャル・データ・エンジニアリングのグローバルヘッドを務めたほか、アマゾンのオーディブル、マイクロソフト、IBMでも要職を歴任しています。

Urvashiはマサチューセッツ州のウースター工科大学(WPI)とCIONETの諮問委員を務めています。WPIで情報技術の修士号、インド・スラトのサウス・グジャラート大学で金融と起業のMBA、インド・ヴィヴィ・ナガールのサルダール・パテル大学で機械工学の学士号を取得しています。


Amy Wakeham
チーフコミュニケーションおよびインベスターリレーションズオフィサー

この度、Amy Wakehamは、2023年4月にチーフコミュニケーションおよびインベスターリレーションズ オフィサーに任命されました。ResMed社内外のコミュニケーション戦略、ならびに同社のブランドコミュニケーションおよびガバナンスのエグゼクティブ監督担当の責務を担います。今後は、広範囲にわたるビジネス上の課題やイニシアチブについてコミュニケーションを通じて助言を行うとともに、当社の主要スポークスマンとしての役割を果たします。Amyは、2018年5月にResMed社に入社後、コミュニケーションおよびインベスターリレーションズ副社長を務めてきました。

15年以上にわたる統合コミュニケーションチームの指導経験のほか、10年に及ぶ財務・経理業務における主な財務担当としての実務経験を有します。ResMed入社前は、Integer Holdings Corporation (NYSE:ITGR) の副社長およびMaxwell Technologiesのインベスターリレーションズおよびコーポレートコミュニケーションのシニアディレクター (NASDAQ:MXWL) の役職にありました。キャリア初期には、 Leap Wireless社のコーポレートコミュニケーションおよびインベスターリレーションズ副社長を務め (2014 年に AT&T に買収されるまでの期間) 、Leap において資金調達、財務、会計での役職を担いました。Ernst & Young 社との公会計担当者でのキャリアも積んでいます。

このほか、全米IR協会のシニアラウンドテーブル運営委員会に参与しているほか、2018 年からサンディエゴのガールスカウトボランティアとして、また2012 年から白血病リンパ腫協会の募金活動ボランティアとしても活躍中です。

学歴として、ペッパーダイン大学にて会計に関する理学士号、およびカリフォルニア大学アーバイン校にて経営学修士号を取得しています。