マリー・ジョーさんの睡眠時無呼吸治療の体験談

睡眠時無呼吸治療の患者、マリー・ジョーさんのCPAP体験談

「初めてCPAPを使って、翌朝目覚めたとき、頭痛がなくなっていました。まもなくして、帰宅して疲れてすぐに床に就く必要もなくなり、本当にうれしかったです」—マリー・ジョーさん

持続陽圧呼吸療法( CPAP)療法を開始する前

2人の子供の母親であるマリー・ジョーさんは、学校管理者というやりがいのある仕事に就いています。彼女は、毎日へとへとに疲れるのは、普通のことだと思っていました。しかし、家に帰るや否や仮眠を取るような生活を続けていると、やがて慢性片頭痛に悩まされるようになりました。そこで神経科を受診し、医師の勧めに従って睡眠検査を受けてみたところ、重度の睡眠時無呼吸であることが分かりました。睡眠専門医からは、CPAP療法を直ちに始めるように勧められました。

装置を使う必要があるという勧めには抵抗感がありましたが、職場に、CPAP療法で回復した父親を持つ同僚がおり、彼の説得もあって、マリー・ジョーさんはすぐに装置を使い始めてみることにしました。 

現在の状態

マリー・ジョーさんは、スリープセンターで初めてCPAP装置を使って翌朝目覚めたとき、頭痛から解放されていました。それでも、自宅に戻ってからは、CPAP療法に慣れるのに2週間かかりました。最初の週は、眠りに落ちるとすぐにマスクを外してばかりいましたが、徐々に、マスクを装着している時間が長くなっていきました。まもなくして、マリー・ジョーさんは頭痛に悩まされることがなくなり、帰宅してすぐに床に就く必要もなくなりました。

現在、彼女はかつてないほど活力が増し、家庭生活や仕事に加え、自転車に乗って運動もするようになりました。 遠方の家族を訪ねるときは、いつもCPAP装置を持っていきます。車であれ飛行機であれ、CPAP装置を持って旅行に出ることが、今はずっと簡単になったと、マリー・ジョーさんは言います。マリー・ジョーさんは、同僚からの後押しがなかったら、CPAP療法に取り組まなかったかもしれないと考えています。その経験から、ほかの患者さんの治療をサポートすることがとても重要だと確信しています。

  • 居住地:米国ペンシルベニア州ウォリンフォード
  • 症状:疲労、慢性片頭痛
  • 治療期間:2年 
  • マスクのタイプ:鼻ピロー 
  • 趣味:サイクリング、旅行、家族を訪問すること