睡眠時無呼吸の種類

睡眠時無呼吸には、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)、中枢型睡眠時無呼吸(CSA)、混合型(または複合型)睡眠時無呼吸の3種類があります。それぞれ、診断に役立つ固有の特徴があります。

閉塞性睡眠時無呼吸

閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は、睡眠呼吸障害(SDB)の各種病型のなかで最もよくみられるものであり、男性の10人に3人以上、女性の5人に1人近くが罹患しています1。OSAは、睡眠中に上気道の部分的または完全な閉塞が主な起因と知られています。

中枢型睡眠時無呼吸

中枢型睡眠時無呼吸(CSA)は、OSAよりも頻度が低い病型です2。OSAのように上気道が部分的または完全に閉塞して呼吸が制限されるのとは異なり、CSAの患者さんは中枢神経系に障害が生じています。そのため、脳の呼吸中枢で呼吸抑制が生じたり、吸気を促す信号が適切な関連部位へと伝達されなくなります。

混合型睡眠時無呼吸

混合型睡眠時無呼吸は、閉塞性睡眠時無呼吸と中枢型睡眠時無呼吸が組み合わさった睡眠時無呼吸です。混合型睡眠時無呼吸は、CSAより発症率は高いですが、OSAほどではありません3

参考資料:

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  • 30~70歳の成人のうち、男性では34%、女性では17%に睡眠呼吸障害が認められました。Peppard et al.Am J Epidemiol.2013