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COPDの患者さんに在宅NIVを処方する

患者さんの選別と治療の管理に関する近年の研究を基に、さまざまな科学的・臨床的知見をご紹介します。

COPDの治療に在宅NIVを採用する理由

近年、持続性高炭酸ガス血症を有するCOPD患者さんに在宅NIV治療が有益であることを示すデータがいくつも報告されています1-4

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生存率の向上

在宅NIVは、安定期の慢性高炭酸ガス血症の患者さんの生存率と生活の質を向上させる可能性があります1

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再入院のリスクを抑制

持続性高炭酸ガス血症の治療に在宅NIVと在宅酸素療法を併用すると、酸素療法単独の場合よりも再入院と死亡のリスクが低下することがわかっています2

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効果的な治療

HOT-HMV併用療法の効果を検証した試験とそれに続く費用対効果の分析結果から、在宅酸素療法と在宅NIVの併用は臨床的に有効で費用対効果に優れた治療法であることが明らかになっています2-4

最近のデータから導かれる結論

公開されているデータから、慢性の高炭酸ガス血症性呼吸不全を来しているCOPD患者さん、および急性増悪から2~4週間後の持続性高炭酸ガス血症のCOPD患者さんに在宅NIVが奏効する可能性が高いことが示唆されています1,2

在宅NIVを処方するタイミング

最近の臨床試験の結果によると、在宅NIV療法が奏効する可能性を高めるためには、患者さんのフェノタイプ、在宅NIVのタイミング、およびその実施方法を慎重に評価することが重要です5

在宅NIVを実施する患者さんの選別過程1,2

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参考文献:

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* 在宅NIVの使用法を説明したこれらのビデオは医療従事者向けの資料であり、呼吸器医療の経験が豊富な専門家の文献や意見を基に作成された2019 GAV recommendationsをベースとしています。この治療プロトコルは処方医師の責任を前提とし、装置の設定は各患者の必要性に応じて選択しなければならないとしています。

  • Köhnlein T, et al. Non-invasive positive pressure ventilation for the treatment of severe stable chronic obstructive pulmonary disease: a prospective, multicentre, randomised, controlled clinical trial. Lancet Respir Med 2014;2:698-705.