製品特徴
- ワイヤレス通信、Bluetooth通信機能を内蔵し、遠隔モニタリング及びスマートフォンでCPAP治療のフォローができます。
- タッチパネルで直感的な操作を可能にしました。
- Care Check-In機能は患者さんに定期的に使用状況の質問を行い、必要に応じてセルフサポートやコーチングの情報に案内します。また、患者さんの眠気等の主観的フィードバックをデータ化し、AirViewで医療従事者に提供します。
- Personal Therapy Assistant機能は音声と動画でデバイスの使用開始をサポートします。
- 呼気圧力軽減(EPR)テクノロジーを採用し、吸気時に圧力を補助し、呼気時に減圧を行ないます。
- 閉塞性睡眠時無呼吸と中枢型睡眠時無呼吸の判別や、チェーンストークス呼吸の徴候検出にも対応しています。
- ClimateLineAir加温チューブ及びHumidAir 11タブはチューブ内の結露を防ぎながら、一晩中一定の加湿を維持することで、患者さんが治療に適応し、継続しやすい環境を作ります。
- AirSense11はCPAPとAutoSetの設定ができます。さらに、AutoSetアルゴリズムでは、「AutoSetソフトレスポンス」、「AutoSet Fモード」を選択することができます。AutoSetソフトレスポンスを快適機能として選択すると、AutoSetのアルゴリズムの利点はそのままに、10㎝H2O以上では流量制限に圧力上昇幅を下げることで、緩徐な圧力反応を示すため、快適さが期待できます。AutoSet Fモードでは、AutoSetモードのアルゴリズムを加工し、より流量制限に素早く反応し、かつ圧力上昇幅が低く設定されているため、穏やかな圧変化を示します。
- 入眠検出機能を備えたAutoRamp™は、低圧から始動することで患者さんの快適な入眠をサポートし、眠りに落ちた後に、治療で定められたレベルまで加圧します。
myAirアプリを使用している患者は、より多くの睡眠時間を得られる研究報告があります。 1 Source: 'Malhotra et al. “Patient engagement using new technology to improve adherence to positive airway pressure therapy: A retrospective analysis,” CHEST, 2018; 153(4):843-850.'
myAirアプリを使用している患者さんは、使用していない患者さんに比べて、治療開始から90日間の睡眠時間が平均して1晩1時間長いことが示されています。App Store®または Google Play™でmyAirアプリをダウンロードできます。
PTA動画ダウンロード/
FAQ
AirSense11とAirSense10に関する違いは何ですか?
AirSense11は、AirSense10と同様に、AutoSetアルゴリズムとAutoSet Fモードアルゴリズムを含む実績のある治療モードを提供します。AirSense11には、患者さんの体験を向上させ、患者さんが治療に慣れるサポートをするために設計された新しい機能があります。その内容には以下が含まれます:
- タッチスクリーンを採用し、直感的な操作を可能にしました。
- Care Check-In機能により、患者さんが医療従事者に装置の使用状況や使用感等主観的な情報をフィードバックすることを可能にしました。
- AirSense11からBluetoothにて接続可能になったmyAirアプリに、パーソナルセラピーアシスタント(PTA)が新機能として追加されました。PTAは装置や付属品のセットアップ、使用方法、トラブルシューチングの動画を提供し、ストレスなく治療に参画できるように設計されています。
- OTA(Over-the-Air)、ワイヤレス通信によるソフトウェアアップグレードが可能になりました。OTAのアップデート機能により、レスメドのCPAPソフトウェアのアップデートを装置に直接送信することができます。ソフトウェアのメンテナンスに加え、将来のリモートアップデートでは、医療従事者や在宅医療会社への価値を高め続けながら、患者さんが快適に過ごせるように設計された新機能が追加される可能性があります。
AirSense11は、数日分のデータを本体で確認することができますか?
AirSense11では、前夜のデータしか表示されません。複数のデータを確認するには、myAirアプリまたはAirViewを使用することをお勧めします。
装置設定時に一度回答したCare Check-Inの質問に再度回答することはできますか?
一度Care Check-Inの質問に回答した場合、再度、初期の質問に戻ることはできません。初期のCare Check-Inの回答を再度行う場合は、装置の初期設定と装置データの消去を行ってください。
AirSense11装置や付属品はどのくらいの頻度でお手入れをすれば良いですか?
以下の手順は家庭での洗浄手順であり、AirSense11のユーザーガイドに記載されています。複数患者の再使用を目的とした装置の再処理に関しては、クリニカルガイドをご参照ください。装置、加湿器タブ、エアチューブ、エアチューブ接続口は、説明に従って洗浄してください。
毎日
- 加湿器タブを空にし、清潔な使い捨ての布でよく拭いてください。直射日光の当たらない場所で乾燥させる。
- 加湿器タブに精製水を補充する。
週1回
- 加湿器タブ、エアチューブ、エアチューブ接続口を家庭用食器洗い用洗剤でぬるま湯で洗います。55℃以上のお湯で洗わないでください。
- 各部品を水で十分にすすいでください。
- 直射日光や熱の当たらない場所で乾燥させます。
- 本装置の外部を乾いた布で拭いてください。
注意
- 加湿器タブは、食洗機のデリケートモードで洗うことができます(一番上の段でのみ)。
- エアチューブは、食洗機や洗濯機で洗わないでください。
- エアフィルターは、洗浄や再利用ができません。
- マスクの洗浄に関する詳細な手順については、マスクのユーザーガイドを参照してください。
AirSense11はRPS IIと互換性がありますか?それとも、外部電源を使用することができますか?
AirSense11はRPS IIと互換性がありません。また、AirSense11に対する他社製のバッテリーの推奨はしておりません。
患者さんのスマートフォンのBluetoothが有効でない場合はどうなりますか?
myAirアプリやAirSense11装置の使用には、Bluetoothは必要ありません。患者さんがmyAirアプリをダウンロードし、スマートフォンのBluetoothを無効にしている場合、myAirアプリにAirSense11の装置情報を手動入力することで、連携することができます。その場合、パーソナルセラピー(PTA)機能の一部を引き続き使用することができますが、テストドライブ機能については、Bluetoothによるペアリングが必要になります。
患者さんは装置を開始するたびに、「医療従事者」か「ユーザー」かのいずれかを選択 するよう求めれますか?
いいえ。患者さんが「医療従事者」か「ユーザー」の選択を促されるのは最初の1回だけです。しかし、選択を行わずに治療開始のスタートボタンを押して治療を開始した場合には、装置を再起動すると選択が再び表示されます。
AirSense10同様に、P10マスクを使用するとAirSense 11のスマートスタート/スマートストップ機能に影響が出ますか?
AirSense11 ユーザーガイドより:ピローマスクを使用していて設定圧力が7cmH2O(7hPa)未満の場合、スマートストップは機能しないため、無効になります。
Care Check-Inでは、どのような質問がされるのですか?
Care Check-Inでは、患者さんの治療の最初の約30日間を通して、一連の質問をします。
- 治療の開始時に、患者さんにベースラインになる質問をします。例えば、“治療を始める前は、日中どの程度の眠気を感じていましたか?”
- 治療の初期には、週に1回程度、さらにいくつかの質問をします。例えば、以下のようなものです。
ⅰ「今週はどの程度眠気を感じましたか?」
ⅱ「治療はどうですか?」
ⅲ「最も困っていること/気になることは何ですか?」
Accessories
Learn more about the CPAP accessories available for your AirSense 11 machine.
Where to buy
Find a CPAP store near you or online where you can buy an AirSense 11.
References
Source: ‘Malhotra et al. “Patient engagement using new technology to improve adherence to positive airway pressure therapy: A retrospective analysis,” CHEST, 2018; 153(4):843-850.’
Source: Some features of ResMed myAir are only available in the myAir mobile app.
Source: Malhotra et al. “Patient engagement using new technology to improve adherence to positive airway pressure therapy: A retrospective analysis,” CHEST, 2018; 153(4):843-850.
Source: ‘Malhotra et al. “Patient engagement using new technology to improve adherence to positive airway pressure therapy: A retrospective analysis,” CHEST, 2018; 153(4):843-850.’
Source: Some features of ResMed myAir are only available in the myAir mobile app.
Source: Malhotra et al. “Patient engagement using new technology to improve adherence to positive airway pressure therapy: A retrospective analysis,” CHEST, 2018; 153(4):843-850.